【技術士2次試験(建設部門-河川,砂防及び海岸・海洋)】河川堤防の耐震化

技術士

令和6年の能登半島地震を受け、技術士の問題としてピックアップされる可能性も高い「地震」に関する話題です。

建設部門・河川砂防分野で予想される問題としては堤防の耐震化が挙げられますね。経験がものをいうと言われる問2-1について河川砂防耐震化の仮想問題を作成しましたのでその問題と解答例をここでは示そうと思います。

この解答はあくまで参考にお願いします。

問題例

今回ここでは問2-1を想定しているのでざっくりと行きますが、下記のような問題が出たとします。

河川堤防の地震による被災メカニズム及び堤防の耐震化の手法と留意点について述べよ

参考にした資料

参考にすべきはこちら共通編・堤防編かなと思います。

河川構造物の耐震性能照査指針 – 国土交通省水管理・国土保全局

解答例

それでは上記資料を踏まえて、解答例を作成してみました。

(1)河川堤防の地震による被災メカニズムと要因

地震による河川堤防の被災メカニズムは主に液状化によるものである。
①基礎地盤の液状化:基礎地盤の液状化により発生。地盤と堤体が沈下することで、天端沈下・ひび割れなどの発生が危惧される。
②堤体の部分液状化:基礎地盤の圧密沈下により地下水位以下の堤体が液状化することで発生する。

液状化を発生させる要因について下記に示す。

・堤体材料が砂質土:細粒分が少なく、低塑性な砂質土は液状化を生起しやすい。

・堤体内の水位:堤体内の水位が高く、飽和した堤体の範囲が広いほど大きな変化が発生する。

・圧密沈下による堤体のめり込み量:めり込みにより飽和しやすい堤体の領域が増える。

(2)耐震化の手法

①地下水位の低下

裏のり尻にドレーン工を設置することで、堤体内の水位を低下させる。モニタリングによる水位確認を実施することに留意する。

②法尻安定化

法尻付近の液状化に伴う強度低下により堤体の変状が発生する。そのため、表法尻に押さえ盛土の設置や護岸工などを実施することで、法尻の安定化を図る。

以上

おわりに

書いてみてわかったのですが、あまり専門ではないので100点の解答ではないと思われます。多分40点くらい…

でも重要なのは問2-1の配点はそんなに高くないですし、満点を取る必要はないということです。

経験が少ない人であれば、問2-1で40%くらいの点がとれれば十分です。なのでそういった観点でも重要なキーワードを知っておくこと=全く書けないを防ぐことが重要なのではないかと思います。

と、いうわけでこんなくらいの解答が書ければいいんじゃないでしょうか。(もっとこうすべきだよ!とかがあればなおいいかもですね!)

この辺は質問の聞き方が多岐にわたるので正直予想して回答するというのは難しいかもしれません。ただそのなかでも現代の流れにたいしてずれたトピックがでることはないと思いますので、「耐震化」について考えておくのは非常に良いことではないかと思います。

解答例に記載はしませんでしたが、「レベル2地震動」等のワードも非常に重要になってくるかなと思います。

まぁただ問2-1は時間をかけても結果につながりにくいのでほどほどに準備するのが良いのかなと思います!

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